ダイジェスト
台本:高橋英郎、木下牧子
作曲:木下牧子
演出:池山奈都子
指揮:倉知竜也
演奏:愛知室内オーケストラ
出演:名古屋オペラ協会メンバー
改訂版
作曲:木下牧子
指揮:大井剛史
ピアノ:岡田 奏(かな)
演奏:東京交響楽団
(英語字幕付)
原作:芥川龍之介
作曲:木下牧子
朗読/独唱:松下悦子
クラリネット:小谷口直子
ピアノ:土居知子
映像:増田寿子 演出:唐谷裕子
「もうひとつの世界」
作曲:木下牧子
Vn.戸澤哲夫 Va.小野富士
Vc.藤森亮一 Pf.藤原亜美
「PUZZLE」
作曲:木下牧子
Pf. 永野光太郎 大瀧拓哉

2月もあっという間でした。2/1は前月に引き続き「トーク&ライブ」の二日目をBLUE MOODで。無事終了した翌日連絡が来て、高齢の母が転倒して怪我したというので慌てて実家へ。1週間ほど実家に詰めてサポート。驚異的に回復してくれたので、もう大丈夫だろうということで自宅に戻り、確定申告の資料整理。何とか終えたら2月前半が終わってました。
16日午前に方南町へ。全日本吹奏楽コンクール課題曲審査や全国大会の演奏審査で何度か訪れた、あの吹奏楽の殿堂「普門館」が今はもう無いことに寂しさを覚えつつ、大井剛史氏&東京佼成ウィンドオーケストラの練習に立ち会いました。さすがの美しいサウンドで、実に久しぶりに「序奏とアレグロ」をライブで聴くことができて幸せでした。そのあと東京駅から金沢経由で4時間ほどで福井に到着。所用を済ませ、夜永平寺に移動し、寺の入り口の宿坊に宿泊。宿坊といっても、部屋は新しく広く精進料理も美味しく温泉もついていて、本当に快適でした。翌日は朝4時に集合して、永平寺の朝のおつとめを見学させて頂きました。まず法話を拝聴し、階段を延々と上がって法堂へ。シンシンと冷える板の間ですが、見学者は厚着で椅子に腰掛けて参加できて助かりました。滅多に味わえない素晴らしいセレモニーに参加できて感動しました。その後福井に戻って残った所用を済ませ、今度は芦原温泉へ。温泉に浸かりすぎて疲れました。
翌週は西宮へ。にしのみやオペラの「不思議の国のアリス」前日のGPと翌日の本番を観劇。最後に見事に仕上がっていく現場に立ち会えました。当日は満員盛況、素晴らしい公演となり、作曲者としてはただ感謝あるのみでした。演出の中村敬一先生、指揮の瀬山智博さん、スタッフ&キャストの皆様、ありがとうございました!それにしても、オペラは本当に多くの才能と時間をかけて作り上げるものなんですね。打ち上げにも参加して、ソリストやオケの皆さん、オーディションで選ばれた合唱団、児童合唱団の皆さんともお話しできました。その日のうちに京都に移動し、翌日はソプラノのMさんと久しぶりに食事し、来年の企画について色々意見交換してきました。コロナで数年どこへもいけなかったので、遠出できるのが楽しくて仕方ありませんが、3月からは腰を落ち着けて作曲します。2023.3.3
Information
東京室内歌劇場 木下牧子 日本歌曲セミナー2023
◆料金 1回券¥3,000(出入り自由) 全3回券(セミナー2回+修了コンサート)¥8,000
◆会場 赤坂ストラドホール ◆講師 木下牧子 松井康司
◆出演:Vo.堀江恵美子 赤井悦子 加藤千春 梁取 里 石原知枝 横内尚子 Pf.川村沙耶香 中野恵奈 頼田 恵 織田麻祐子 大下沙織 畠山正成
◆曲目:全木下牧子作曲 歌曲集「六つの浪漫」「古風な月」「抒情小曲集」「花のかず」「太陽は空の中心にかかる」「三好達治の二つの歌」「秋の瞳」より、たんぽぽ おんがく
◆連絡先 東京室内歌劇場 03-5642-2267
「銀の笛 みどりの月影」女声合唱とピアノのための
作詩:島崎藤村 作曲:木下牧子
曲目:若水/夏の夜/逃げ水/東西南北/月光 其の三
時間:2'40"/ 2'30"/ 2'30"/ 2"30"/ 6'30"
※第3曲「逃げ水」のみアカペラ女声4部合唱。
「タラマイカ偽書残闕」混声合唱&ピアノのための
作詩:谷川俊太郎 作曲:木下牧子
曲目:そことここ/さかいめ/めざめるための穴が通じる/叫びは音をたてることとは違う/去り得ぬ者の歌声
時間:5'20"/ 5'30"/ 1'40"/ 6"00"/ 5'10"
CDs
Scores

クラシック系作曲家。自分の音楽美学に忠実でありたい。オペラ「不思議の国のアリス」、オーケストラのための「呼吸する大地」、ピアノ・コンチェルト、吹奏楽のための「ゴシック」、ピアノ・カルテット「もうひとつの世界」、クラリネット・トリオ「ねじれていく風景」、混声合唱&オーケストラのための「たいようオルガン」、合唱組曲「方舟」、ピアノ曲集「記憶の森」、歌曲集「太陽は空の中心にかかる」他。CD、出版多数。声楽作品はとりわけ人気があり、全国で演奏されているが、オーケストラや器楽作品も精力的に発表している。