ダイジェスト
台本:高橋英郎、木下牧子
作曲:木下牧子
演出:池山奈都子
指揮:倉知竜也
演奏:愛知室内オーケストラ
出演:名古屋オペラ協会メンバー
改訂版
作曲:木下牧子
指揮:大井剛史
ピアノ:岡田 奏(かな)
演奏:東京交響楽団
(英語字幕付)
原作:芥川龍之介
作曲:木下牧子
朗読/独唱:松下悦子
クラリネット:小谷口直子
ピアノ:土居知子
映像:増田寿子 演出:唐谷裕子
「もうひとつの世界」
作曲:木下牧子
Vn.戸澤哲夫 Va.小野富士
Vc.藤森亮一 Pf.藤原亜美
「PUZZLE」
作曲:木下牧子
Pf. 永野光太郎 大瀧拓哉

昨年末まで掛かりきったオペラ「陰陽師」の作曲の疲れがようやく取れた…と、3月くらいから言ってますが、結局丸4ヶ月かかりました!もちろんその間も、小曲集の作曲や、以前に書いた作品の改訂など、それほど負担が大きくない作業で少しずつ復調してきました。完全復活と言いたいところですが、今年いっぱいは、今まで書き溜めた作品の出版準備や、来年の作品展準備(2019年の第5回「オーケストラの時」で打ち止めのつもりでしたが、もう1〜2回やることに)を中心にして、大作の作曲は来年からにするつもりです。
4/20は、長年私の作品を演奏して下さっている女声合唱団「はづき」(指揮:岸信介氏)のコンサートで、「新美南吉の詩による3つの小品」の初演がありました。新美南吉の透明感のある儚い詩の世界をシンプルなアカペラ作品にしたのですが、仕上がりが遅れたにもかかわらず、素晴らしい初演をして頂き、評判もよくて安心しました。打ち上げのあとすぐ東京に帰ると疲れるので、一泊したのですが、翌月曜日、新大阪駅のあまりの混雑に呆然。平日午前にあれほど混むのを初めて見ました。万博の間は、京都や奈良に行くのも自粛したほうがよいかもしれません。
5月のサイト更新しました。5〜6月も多くのコンサートで木下作品を取り上げて頂くほか、奏楽堂日本歌曲コンクール審査や歌曲公開レッスンも務めます(コンサート欄 参照)。7/6には、木下の歌曲特集コンサート(主催: 横浜シティオペラ)もあります。興味おありの方はぜひ。
Concert
横浜シティオペラ 歌曲の花束 木下牧子特集
日時:2025.7/6(日)13:30
会場:ミズキーホール(新綱島駅 直結)
料金:全席自由 ¥3,500
出演:S.井上恵美 井上千佳子 辛島安妃子 木下友里 木村実央 田口智子 中野亜維里 馬場由香 柳澤涼子 Ms.川口美和 Br.山本竹佑 Pf.田中 健 頼田 恵 ゲスト。木下牧子
曲目:全作曲:木下牧子 「愛する歌」より さびしいカシの木 他 「抒情小曲集」より うぐいす 他 「花のかず」より 竹とんぼに 他 「竹久夢二の詩による7つの歌」より 花のゆくえ 他 「太陽は空の中心にかかる」より 太陽は空の中心にかかる 他 「へびとりのうた」より おんがく たんぽぽ
主催:横浜シティオペラ 045-316-5153
Information
新刊「木下牧子歌曲集IV」
『竹久夢二の詩による7つの歌』
モノオペラ「暁の星」(原作/夏目漱石)
歌曲「シャガールと木の葉」(詩/谷川俊太郎)
夏の夜/きりん/わたしは月にはいかないだろう(歌曲編曲)
CDs
Scores

クラシック系作曲家。自分の音楽美学に忠実でありたい。オペラ"陰陽師"、オペラ "不思議の国のアリス"、オーケストラのための "呼吸する大地"、ピアノ・コンチェルト、混声合唱と管弦楽のための "たいようオルガン"、吹奏楽のための "GOTHIC"、音楽物語 "蜘蛛の糸"、ピアノ四重奏曲 "もうひとつの世界", "PUZZLE" 2台ピアノのための、合唱組曲 "方舟"、ピアノ曲集 "記憶の森"、歌曲集 "太陽は空の中心にかかる" 他。出版多数。CDに「オーケストラ作品集〜呼吸する大地」(オクタヴィア・レコード)、「PUZZLE〜ピアノ・デュオ作品集」「ピアノ曲集〜夢の回路」「へびとりのうた Br.三原剛」「花のかず S.野崎由美」「木下牧子女声合唱曲選」(以上ライヴノーツ)、「無伴奏合唱作品集〜祝福」(日本伝統文化振興財団)他多数。オペラを含む声楽作品は特に人気があり全国で演奏されているが、オーケストラや器楽作品も精力的に発表している。現在、大阪芸術大学 客員教授。