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● 詳細プロフィール

 クラシック・現代音楽系作曲家。管弦楽、吹奏楽、室内楽、器楽、合唱、歌曲とその活動は幅広く、中でも声楽作品は抜群の人気を誇る。最近はオーケストラ作品を精力的に発表して注目を集めている。東京生まれ。都立芸術高校ピアノ科卒業。東京芸術大学作曲科卒業、同大学院終了。在学中、作曲を石桁真礼生、黛敏郎、浦田健次郎、丸田昭三の各氏に、ピアノを岩崎操氏に師事。芸大卒業記念演奏会において、管弦楽曲「壺天」が作曲科首席卒業作品として演奏される。大学院在学中に合唱組曲「方舟」、吹奏楽曲「序奏とアレグロ」を発表してプロ・デビュー。管弦楽のための「幻想曲」で第51回日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽曲の部)入選。管弦楽のための「オーラ」で第9回日本交響楽振興財団作曲賞入選。'03年オペラ「不思議の国のアリス」(モーツアルト劇場創立20周年委嘱)初演で三菱UFJ信託音楽賞奨励賞受賞。(音楽之友社よりヴォーカルスコア出版、オケ・パート譜レンタル)
今までに毎回異なる編成で5度の個展を開催。
・作品展1…「歌曲の夕べ」(Sop+Br.+Pf)1999年/王子ホール
・作品展2…「合唱の世界」(室内合唱+1管オケ)2001年/紀尾井ホール

・作品展3…「室内楽の夜」(打楽器を中心とした室内楽)2008年/津田ホール
・作品展4…「ピアノ・プラス」(ピアノを中心とした室内楽)2017年/東京文化会館小ホール
・作品展5…「オーケストラの時」2019年/東京オペラシティコンサートホール
作品展3「室内楽の夜」は、「この世代の作曲家としてひとつ抜きん出た存在であることを証明した」との新聞評をはじめ多くの音楽誌で高い評価を得、作品展5「オーケストラの時」では、さらに多方面から大好評を博した。

 出版は100冊を超える。CDに「室内楽作品集〜もうひとつの世界」(「レコード芸術」現代曲部門 特選盤/ライヴノーツ)、「ふるえる月」(室内楽 他/ALM RECORDS)、「邪宗門秘曲」(合唱&管弦楽/フォンテック)、「ピアノ作品集〜夢の回路」(「レコード芸術」現代曲部門 準特選盤/ライヴノーツ)、「花のかず〜野崎由美」(「レコード芸術」声楽部門 特選盤/ライヴノーツ)、「へびとりのうた〜三原剛」(ライヴノーツ)、「祝福」(ア・カペラ合唱/日本伝統文化財団)、「木下牧子女声合唱曲選」(ライヴノーツ)他多数。
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主要作品    
      
【オペラ・音楽劇】
・オペラ「不思議の国のアリス」(委嘱:モーツアルト劇場)2003/05
・音楽物語「蜘蛛の糸」〜朗読, Sop, Cl. & Pf(委嘱:加藤千春・榊原紀保子)2012
【オーケストラ】
・「ピアノ・コンチェルト」改訂版 木下牧子作品展5。大井剛史=東京交響楽団 Pf.岡田 奏 2018~19
・管弦楽曲「ルクス・エテルナ」 オーケストラ・プロジェクト2016。
大井剛史=東京交響楽団 2016/19

・「ピアノ・コンチェルト」 オケ・プロ2012。大井剛史=東京交響楽団 Pf. 永野光太郎 2012
・管弦楽曲「呼吸する大地」 オケ・プロ2010。十束尚宏=東京交響楽団 2010/19
・管弦楽曲「消えていくオブジェ」東京現代音楽祭。沼尻竜典=東京フィルハーモニー交響楽団 1991
・管弦楽のための「夜の淵」 日本現代音楽協会オーケストラの夕。十束尚宏=東京交響楽団 1990
・管弦楽のための「AURA」日本交響楽振興財団オーケストラ演奏会。小泉和裕=東京交響楽団 1987
・管弦楽のための「幻想曲」日本音楽コンクール入選作品。矢崎彦太郎=東京フィルハーモニー交響楽団 1982
・管弦楽曲「壺天」芸大作曲科首席卒業作品。マルティン・メルツァー=芸大管弦楽研究部 1980
【弦楽オーケストラ】
・弦楽オーケストラ「シンフォニエッタ」洋絃会五人展 沼尻竜典=洋絃会弦楽アンサンブル 1996

【合唱&オーケストラ】
・オケ伴奏版「光はここに」本山秀毅=らくうた+九州大学芸術工学部フィルハーモニー管弦楽部 2011

・混声合唱とオーケストラ「たいようオルガン」(委嘱:大阪・ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団)
   当間修一=大阪 H・シュッツ室内合唱団+シンフォニア・コレギウムOSAKA 2010/14

・混声合唱とオーケストラのための「原体剣舞連」(委嘱:大阪・ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団)
   当間修一=大阪 H・シュッツ室内合唱団+シンフォニア・コレギウムOSAKA 2005/07

・混声合唱と管弦楽のための「四万十川」(委嘱:高知県・合唱組曲「四万十川」を作る会)
   本山秀毅=つくる会 合同合唱団+四国フィルハーモニー管弦楽団1999/2015
【吹奏楽】
・吹奏楽曲「サイバートリップ」(委嘱:日本作曲家協議会)2008

・吹奏楽曲「ゴシック」(委嘱:秋田県・大曲吹奏楽団)小塚 類=大曲吹奏楽団 2006/07
・吹奏楽曲「パルセイション」(委嘱:全日本吹奏楽連盟)2006年全日本吹奏楽コンクール課題曲 2006
・吹奏楽曲「シンフォニア」(委嘱:日本バンドクリニック委員会)1989
・吹奏楽曲「序奏とアレグロ」1981年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 1981
【室内楽・器楽】
・マリンバ・オーケストラのための「砂の書」(委嘱:上野信一)2017
・マリンバ・ソロ「SPARKS」(委嘱:西久保友広)2015
・マリンバ+ピアノ「時のかけら」 2014/17
・パーカッション・アンサンブル「EBB and FLOW」(委嘱:パーカッション・ミュージアム)2012
・A-Sax+ピアノ「夜は千の目を持つ」2011/12

・Vn, Va, Vc、Pfのための「もうひとつの世界」全3章 2011/12
・Perc.ソロ+アンサンブルのための「打楽器コンチェルト」2008

・Sop,Hp.Vib,Vcのための「ヴォカリーズ」(委嘱:佐竹由美)2005
・Cl.Vn.Pfのための「ねじれていく風景」(委嘱:柴田美穂)2004
・Perc.アンサンブル「ふるえる月」2000/05

・サクソフォン・カルテット「アンダンテとカプリチオ」1977/2011
【ピアノ】
・ピアノ曲集「記憶の森」(委嘱:大坪夕美)2019

・2台ピアノのための「迷宮のピアノ」(編曲委嘱:柴田美穂)2019
・2台ピアノのための「PUZZLE」2017
・ピアノのための「6つのフラグメント」2017
・ピアノ連弾曲集「迷宮のピアノ」2010
・ピアノ組曲「夢の回路」改訂版 2007
・ピアノ連弾曲集「やわらかな雨」(委嘱:カワイ出版)2002
・ピアノのための「9つのプレリュード」2001

・ピアノ曲集「不思議の国のアリス」(委嘱:カワイ出版)1993
・ピアノ組曲「夢の回路」1986
【合唱】
〈混声〉
・合唱組曲「悠久のナイル」委嘱:遊声(指揮=鈴木成夫)2017
・合唱組曲「夕ぐれの時はよい時」委嘱:神戸大学混声合唱団エルデ(指揮=斉田好男)2013/17
・合唱組曲「ギタンジャリ~歌のささげもの」委嘱:東洋大学白山グリークラブ(指揮=塚田佳男)2012
・混声+児童合唱「いのちの木を植える」委嘱:神戸市役所センター合唱団(指揮=山本 収)2009
・混声合唱とオルガンのための「光はここに」委嘱:松本市(中村雅夫=合同合唱団)2008
・無伴奏合唱曲集「木下牧子アカペラ・コーラス・セレクション」2003
・合唱曲集「地平線のかなたへ」1992
・合唱組曲「光る刻(とき)」委嘱:広島県立賀茂高等学校合唱部(指揮=三宅康生)
1987/
・合唱曲集「夢のかたち」委嘱:東京外国語大学混声合唱団コール・ソレイユ(指揮=鈴木成夫)1986
・合唱組曲「ティオの夜の旅」委嘱:東京外国語大学混声合唱団コール・ソレイユ(指揮=鈴木成夫)1983
・合唱組曲「方舟」委嘱:東京外国語大学混声合唱団コール・ソレイユ(指揮=鈴木成夫)1980
〈男声〉
・合唱組曲「朝の頌歌(ほめうた)」委嘱:八雲会(指揮=金川明裕)2007
・無伴奏曲集「わたしはカメレオン」(指揮=鈴木成夫)2006
・無伴奏組曲「いつかしら野に立つて」委嘱:信州大学グリークラブ(指揮=中村雅夫)2003
・無伴奏組曲「恋のない日」1994
・合唱組曲「真夜中」委嘱:京都大学グリークラブ(指揮=斉田好男)1991
・合唱組曲「Enfance Finie」委嘱:東京経済大学グリー・クラブ(指揮=関屋 晋)1987
〈女声〉
・女声とピアノのための「自然と愛と孤独と」委嘱:舫の会(指揮=岸 信介)2010
・合唱曲集「花のかず」2008
・合唱組曲「悲しみの枝に咲く夢」委嘱:浜松フラウエンコール(指揮=岸 信介)2006
・女声とピアノのための「C.ロセッティの4つの歌」委嘱:女声合唱団 渚(指揮=関屋 晋)1998
・抒情小曲集「月の角笛」委嘱:合唱団「サファイア」・あびこエコーズ(指揮=清水敬一)1997
・同声2部合唱のための10のメルヘン「愛する歌」1995
・合唱組曲「わたしは風」委嘱:舫の会(指揮=岸 信介)1995
・合唱組曲「暁と夕の詩」委嘱:舫(もやい)の会(指揮=岸 信介)1992
・女声とピアノのための「ファンタジア」委嘱:女声合唱団「彩の会」(指揮=栗山文昭)1988

【歌曲】
・連作歌曲集「暁の星」(委嘱:豊田喜代美)2018  
・歌曲集「太陽は空の中心にかかる」(委嘱:松下悦子)2015
・長編歌曲「野梅」(委嘱:野崎由美)2013

・歌曲集「いちばんすきなひとに」(委嘱:辻 秀幸)2012
・歌曲集「動物誌集」(委嘱:二期会日本歌曲研究会)2009

・歌曲集「古風な月」(委嘱:野崎由美)2008
・歌曲集「父の唄」(委嘱:松井康司)2008

・歌曲集「晩夏」(委嘱:大志万明子)1996
・歌曲集「秋の瞳」1995
・長編歌曲「涅槃」1978/95

●略歴(600字)
 クラシック・現代音楽系作曲家。管弦楽、吹奏楽から歌曲までその活動は幅広く、特に声楽作品は抜群の人気を誇る。最近はオーケストラ作品を精力的に発表して注目を集めている。東京生まれ。東京芸術大学作曲科首席卒業、同大学院修了。大学院在学中に合唱組曲「方舟」、吹奏楽曲「序奏とアレグロ」を発表してプロ・デビュー。日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽曲の部)入選。日本交響楽振興財団作曲賞入選。オペラ「不思議の国のアリス」(モーツァルト劇場創立20周年委嘱作品)初演で三菱
UFJ信託音楽賞奨励賞受賞。今までに、毎回異なる編成で5回の作品展を開催し、特に第五回のオーケストラ作品展は多方面から大好評を得た。

 主要作品に、オペラ「不思議の国のアリス」、オーケストラのための「ルクス・エテルナ」「呼吸する大地」、ピアノ・コンチェルト、合唱とオーケストラのための「たいようオルガン」、吹奏楽曲「ゴシック」、クラリネット・トリオ「ねじれていく風景」、音楽物語「蜘蛛の糸」、ピアノのための「夢の回路」、合唱組曲「方舟」、歌曲集「晩夏」ほか多数。
「室内楽作品集〜もうひとつの世界」(「レコード芸術」現代曲部門 特選盤/ライヴノーツ)「ピアノ作品集〜夢の回路」(ライヴノーツ)、「花のかず〜野崎由美」(「レコード芸術」声楽部門 特選盤)「祝福」(無伴奏合唱/日本伝統文化振興財団)ほか多数。現在、日本現代音楽協会会員。
公式サイト kinoshitamakiko.com
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/OfficeAsai
Twitter https://twitter.com/KinoshitaMakiko 

●略歴(300字)
東京生まれ。クラシック・現代音楽系作曲家。管弦楽から歌曲までその活動は幅広く、特に声楽作品は抜群の人気を誇る。東京芸術大学作曲科首席卒業、同大学院修了。日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽の部)入選。日本交響楽振興財団作曲賞入選。三菱UFJ信託音楽賞奨励賞受賞。主要作品に、オペラ「不思議の国のアリス」、オーケストラのための「呼吸する大地」、室内楽「もうひとつの世界」、吹奏楽「ゴシック」、合唱組曲「方舟」、歌曲集「秋の瞳」、ピアノ曲集「記憶の森」他。今までに5回の作品個展を開催。出版は約100冊、CDも「室内楽作品集~もうひとつの世界」(「レコード芸術」現代曲部門 特選盤)ほか多数。
◎木下牧子公式サイト https://kinoshitamakiko.com

  

 

写真の頃 

▼2013年
 2010年にオーケストラ・プロジェクトのメンバーとなって、オーケストラの作曲を再開する。2010年「呼吸する大地」、2012年に「ピアノ・コンチェルト」、その合間に音楽物語「蜘蛛の糸」を発表するなど、充実した創作活動を行う。2011〜2013年まで広島にセカンドハウスを持って、月に一度こもって作曲をしていた。新幹線の往復がだんだん億劫になって2年でやめてしまったが、あの時期は相当作曲が捗ったように思う。プロフィール写真は今も変わらず。そろそろ新しくせねば。 
▼2003年

 オペラ『不思議の国のアリス」初演の頃。台本は高橋英郎氏と共同で、作曲はもちろん1人で、100分のオペラを8ヶ月で仕上げたので、遅筆の私は寝る時間も削って頑張った。おかげで大幅減量できたが、外見も相当やつれた。写真はオペラを書き上げた直後に、音楽之友社でインタビューを受けた時のもの。オペラは評判が良く三菱UFJ信託財団の賞を頂く。2年後の2005年に大幅改訂を行なって再演、それが決定稿になり、音楽之友社からヴォーカルスコアが出版された。あまり目立たないが、実はすでに全国で30回以上上演されている。

▼1990年頃
 作曲上の悩みが深まった時期。'90年にオーケストラのための「夜の淵」、91年「消えていくオブジェ」を発表して以降、オーケストラの作曲を長期間休止することになった。同じ頃、10のメルヘン「愛する歌」の収録曲を、毎月一曲ずつ「教育音楽」(音楽之友社)に連載していた。'95年の出版後、合唱・歌曲ともこれほど多くの皆さんに愛される曲集になるとは、全く予想していなかった。写真は私には珍しくフェミニンだが、恥ずかしくてプロフィール写真に使うことは1度もなかった。
▼1980年頃
 一浪で東京芸術大学作曲科に入学。1年次はクラシック・サクソフォーンの典雅な音色に夢中になり、サクソフォン・ソナタ、サクソフォン・カルテットなどを立て続けに書く。2年からはオーケストラに熱中。文化祭で自作オケを発表するなど、張り切った大学生活を送る。4年次のオーケストラ作品試演会では「管弦楽のための一章」が、芸大卒業記念演奏会では、作曲科首席卒業作品として管弦楽曲「壺天」が、芸大管弦楽研究部により初演される。大学院は3年('80〜82年)在籍して無事終了。このころ日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽曲の部)入選。院に在籍中、混声合唱組曲「方舟」、全日本吹奏楽連盟課題曲「序奏とアレグロ」を作曲してプロ・デビュー。そのままフリー作曲家の道を歩み始める。
▼中学生の頃
 公立中学では合唱部の伴奏のほか、短期間ブラス・バンド部にも所属し、下手なフルートを吹いていた。高校は都立芸術高校音楽科ピアノ専攻に入学。音楽科は一学年45人しかいなかったため、3年間同じ顔ぶれで過ごす。私の学年は全員女子で、開放的な女子校のノリであった。個性が強いが抜群に面白い友人達に囲まれて、自由気ままな楽しい高校生活を送る。宿題でモーツアルトのコンチェルトのカデンツを何気なく作ったら先生から絶賛され、作曲に興味を持ち始める。文化祭で影絵ミュージカル「クリスマス・キャロル」の作曲を担当。徐々に西洋の名作だけでなく自作を弾きたいという思いが強くなり、ついに本格的な作曲の勉強を開始。高校をピアノ科で卒業後、一年間作曲の勉強に没頭する。
▼赤ちゃんの頃

 1956年9月20日、東京山の手の国家公務員の長女として生まれる。3才くらいまでの私は、陽気で人なつこい、とても愛嬌のある子供だったらしい。5才でオルガン、6才でピアノを始める。一挙に音楽の楽しさに目覚め、将来の夢はピアニストに決定。小・中学校を通して、クラスの音楽の時間や合唱部、PTAコーラスなどの伴奏を一手に引き受ける。小学校高学年よりヴァイオリンも始め、最初の2〜3年めきめき上達したものの、途中からついた先生の厳格なレッスンに馴染めず、鈴木バイオリン教本11巻で撤退。